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書籍紹介

かなり久しぶりに英語学習においてアタリの本に出合ったので紹介。結論から言うとこれです。 『例解 和文英訳教本 (文法矯正編) --英文表現力を豊かにする』  著者:小倉 弘( amazonへのリンク ) 高校卒業レベルの英文法は一通り習った(完全に身に着いてはいなくとも)くらいでないと、取っつきにくいとは思う(中学生レベルの英語力でこの本を読み始めるのは少し難しいと思う)。上は、恐らくTOEIC 700~900取っている人でも、この本を読むことで得るものは大きい(実際私はTOEICで950以上を何度も取っているが、この本を読んで何度も目から鱗が落ちる思いをした)。 何かの受験用に書かれているのではなく、実務・実用的であり特に仕事などで英作文の機会が多い人が対象だと思う。なぜそうなのかを例文を交えて説明しているので、内容はとても理解しやすい。英作文力だけでなく、例えばTOEICなどの受験に付き物の長文読解にもプラスになるだろう。 もし「英語は一通り習って大体わかるのだが英語のニュアンスが分からない」と日々感じているのであれは、この本はその思いの多くを解消してくれると思う。 2000円近くする書籍で決して安くは無いのだが、英語力を伸ばしたいのであれば買って損はない。

温度表記(ファーレンハイト)

アメリカの単位は独自路線のものが多く、中でもなじみにくいのが温度である。日本ではC(Celsius、摂氏)で米国はF(Fahrenheght、華氏)である。換算自体はアプリでできるが、だいたいの感覚は憶えておきたいところ。なので、このあたり憶えておけば何とかなる点を紹介。

英語は手段か目的か、はたまた単なる習慣か

私は仕事柄英語を使うこともあり、辞書を買うこともあり、そしてソレ関連のキーワードで良く検索する。そのせいだろうか、webで表示される広告で英語学習系の広告によくお目見えする。おおかたは、簡単に英語をマスターできることを謳うもので、〇週間で英語をマスターとか、英語は〇個の文章パタンで話せるとか、〇個の単語で英語はマスターとか、である。

TOEICの結果

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聞き逃しがあったとの自覚もあったし(しかも写真選ぶ問題)、長文を読み飛ばしてしまっている自覚もあったのだが、この点数はちょっとショック。自己ベストより50点以上も低い。言い訳っぽいが、あまりに久しぶりに受けたので、テストの時間配分の感覚がとても悪かったと思っている。 近いうちにリベンジを。

TOEIC

色々あって一年以上休んでいましたが、ゆっくりですが再開しようと思います。 久しぶりにTOEICを受けてみた。Listening and Readingである。最後に受けたのがいつか思い出せないくらい久しぶりである。なんだかルールが変わっているようであったので、気が付いた部分をメモ。 リスニングは、最初の写真問題が減ったようだ。そのかわりに会話問題が増えている。あまり大した違いではないのだが、会話問題が苦手な人には大変だろう。 リーディングは、長文(というほど長文ではないが)が増えている。かわりに、穴埋め文法問題が減っていると思う。読むのが早い人には有利な変更だが、文法が得意(でも読むのはそう早くない)人には不利だ。 TOEICの読解問題のちょっと意地悪なところは、一ページほどの文章を読んでも、それに関するクイズが三問程度である点だ。これだったら、先に問題読んで文章に目を通した方が効率的に回答できる。テクニックというほどのテクニックではないが、こういうことをやっていかないと時間が圧倒的に足りない人はどうにもならないだろう。TOEICは、もちろん英語力を測るテストなのだが、こんな感じで小手先のテクで少し点が上がるはずなので、このような受験テクを磨くのも短期的には成果が期待できる。やりすぎると結局は自分の英語力のためにはならないので、ほどほどが良いとは思いますが。

大人より子供のほうが英語の習得が早い?

本当にそうだろうか? 若い人は語学習得が早い。英語教育開始はなるべく若い時に。子供は吸収力がよく、大人よりも英語を習得するのに時間がかからない。native 並みの英語力を身につけるには、幼児からの英語教育を。 うんざりするほど聞く世間の一般論(?)ですが、私はそうは思いません。(一番最後のは真実かもしれないと思うこともありますが、そもそも native 並みの英語力が必要なのか? 身の回りの人全員が英語のみを話す native が育つ環境と同じ環境を、そもそも日本で実現可能なのか? あたりに疑問を感じます。) そして、『俺は新しい言語を習うには年を取りすぎている』なんて言い出す人も。ここまでくると言い訳ですね。 子供より大人のほうが全般的な語学習得は早い 私は、既に一つの言語(日本語)をマスターしている大人のほうが、子供よりも新しい言語(英語)の習得は早いと思います。文法の大切さや、単語の意味等の説明は、ほぼ間違いなく初めは母国語で習います。大人はこれをすんなり理解できる一方、子供は語の意味するところや文法用語が意味するところを掴むのに苦労し、すんなりとは行きません。子供(特に学童期のうちでも低年齢)は、感覚と経験の積み重ねで言語を習得していきます。大人は、理論から入ります。理論から入ったほうが体系的な理解が早く、結果として言語習得がよりスムーズになります。 子供は経験から入るため、経験に頼るところが大きい技能である発音やとっさの時に出る語などは、子供のほうが早く『身に付く』かもしれません。しかし、日本語のケースを見ても分かるように、小学校中学年くらいになっても、日本語はまだまだ危なっかしいです。3歳から話し始めるとしても、5~7年以上かけて子供は言語を習得しています。 ではなぜ、子供が習得が早いように見えるのか 一つは、子供は時間があるので、大人よりも勉強時間は確保しやすいです。さらには、子供は勉強しているように見えないことから、努力を伴っていないように見えるのかもしれません。だから、余計に簡単にマスターしているように見えるのでしょう。しかしこれは誤解です。机には座らないかもしれませんが、子供も新たな言語を習得するには違った形の努力をしていると思います。 もう一つの可能性として、子供の世界は大人より狭く、一つ一つの事柄が非常に大きな

英語で会議の心構え

最近またちょこちょこ仕事で英語を使うことがあるので、そのときに感じた第二言語として英語を話す我々にとって有用と思われる点をいくつか書き留めてみる。 大きな声で話す これはもう必須事項。完璧じゃない発音で、声が小さかったら相手はとても理解しにくい。自分が逆の立場になったら、と考えてみよう。 完璧である必要はない(特に英語そのものについては それぞれのプロフェッショナルな知識について間違いが多いと問題だが、英語の発音が多少間違えていても気にすることはない。English nativeではないあなたに、誰も完璧な英語なんて期待していない。 考えてもみよう、central american, south americanの英語は完璧じゃないし、中国人、韓国人の英語も然り。インド人も、文法こそはおそらく完璧だが、強い訛りがあるマシンガンのような話し方。continental europeの人たちも英語は上手ではない。さらに言うならば、アメリカ人の英語も文法は時々間違えている。誰も完璧な英語なんて話していないのだ。 発言タイミングを遠慮しない 遠慮せずに相手の議論にカットインしよう。日本では、これは失礼だとする向きが多いが、英語圏ではそうでもないようだ。むしろ相手の発言が終わって5秒ほど誰も発言しないのを見計うまでは口を開かない、というスタイルでは、いつまでたっても発言できないはずだ。この口を入れるタイミングは、はじめはなかなか難しいが、慣れるしかない。 相手に興味を持つ これは日本でのコミュニケーションでもそうだが、欧米人とのコミュニケーションではこの重要性を感じることが多い。話を持たせる技法、ではないが、自分と相手の共通点や相違点を探しまくって、話題を探す。よく欧米人が自然にやっていると思う。挨拶したかと思えば、出身はどこだ、いつここに来たか、時差は感じるか、ご飯はどこに行ったか、いつどこの飛行機に乗る予定か、ホテルはどこに滞在しているか、それこそ質問の応酬で、これは別にプライバシーを侵害しようとしているわけではなく、相手に興味があることを示す礼儀のようなものだと私はとらえている。そして共通点があれば、そこから話を広げる、といった風に話題を盛り上げていく。この手の話し方を嫌いな人もいるだろうが、これは好き嫌いではなくコミュニケーション時のマナーだ