英語独学のモチベーションを維持する二つのコツ

英語を身につけたいなら一人でアメリカに住めばいい。
そうかもしれないけど、私はそうじゃないと思います。それに、言いのがれをしているみたいなので(例え思っていても)そう言いたくありません。

海外生活経験者のほうが英語が上手な人は多いでしょうが、それは海外に住んでいたのが直接の原因ではないと思います。それに、英語がお世辞にも上手とはいえない海外生活経験者をたくさん知っています。海外生活経験者で英語が堪能な方は、海外に住んでいた→英語が話せないとまずい→努力して勉強した→英語が使えるようになった。というだけだと思います。海外で生活するという環境が、英語勉強の引くに引けない動機になったというだけでしょう。やはり、努力なしには第二言語として英語は話せるようにはならないと思います。

私の良く知る人に大学時代から米国に行った人がいます。ちなみに彼は英語は出来るのですが、本人は今でも自分の英語力にあまり満足していないようです。英語学習について聞くと、彼は英語を身に付けるために在米中に相当の努力をしたと言っていました。そのモチベーションは、アメリカ人の同僚の話についていけないのが辛いから、この一点だったそうです。授業内容は、教科書もあるのですぐに付いていけるようになるらしいのですが、人の輪に入っての会話がなかなかハードルが高いと言っていました。そして彼が取った方法は、テレビを見ながらの学習だったのです。(当時はDVDはまだ無かった。でも米国のテレビは、耳が不自由なヒトのために字幕が付く番組が多い。)

海外生活は勉強のモチベーションを与えてくれるだけで、それそのものが勉強方法ではありません。とはいえ、日本に居ながらにして、英語学習に対し引くに引けない動機を持つことはあまりありません。だったら、日本にいても独学・勉強を継続する工夫をすればよいのです。そのためのコツは、生活パタンを変えてみたり(早起き勉強する、夜決まった時間になると勉強する、など)、部屋のレイアウトを変えてみたり(勉強専用のスペースを作る)などがあります。私は意志が弱いのでその両方(だんだん勉強時間が確保しにくくなってくると、部屋のレイアウトを変えて、なおかつ生活パタンを変える)で、定期的にリフレッシュして対応していました。勉強が生活の一部となったら、それこそモチベーションが枯れても勉強を続けている自分がいるのに気づくと思います。

- 今日のフレーズ
Good job! (よくできました!)
Great Job!もほぼ同じ意味です。先生や親が生徒や子供に言う言葉です。上司から部下もあるでしょう。でも、部下から上司はありえません。上司が難しいプロジェクトを成功に終わらせたからといって、これを言わないようにしてください。

コメント

このブログの人気の投稿

大人より子供のほうが英語の習得が早い?

まとめて覚える英単語の例

数字の読み方

独学でやる発音習得はどうするか?(その1、勉強法編)

外国語勉強の副産物とは?

記憶のメカニズムから攻める英単語の覚え方