オススメの辞書

題名にあるとおり、今回もツールの話です。語学を勉強するのに絶対といってもいいほど必要で、かつ重要な、辞書です。弘法も筆を選ぶ、ではありませんが、辞書はちゃんと選びましょう。英語学習の効率だけじゃなく、モチベーションにも強く影響します。電子辞書という手もありますが、私は座って勉強できる時は常に紙ベースの辞書を使っています。単語引いたらマーカーで印つけて…引いた単語に既にマーカーが付いてたら今度は下線引いて…引いた単語にマーカーも下線も付いてたら行頭に星付けて…といった感じで足跡を残すことで、自分がどの単語で苦労しているかを把握するよいツールになります。

中学生の頃から数えると、英和辞典だけで5~6冊、加えて大学の時は専門分野の英和辞典も二つ使ってきました。そうして今は、リーダーズ英和に行き着きました。このリーダーズ、けっこうマニアックで専門的な単語も収載されています。大学生の時にリーダーズを買ったのですが、それ以降は専門分野の英和辞書の出番が減ったほどです。

専門分野の単語は大体覚えてしまっている&業界的に新しい単語は辞書に載ってないので文献等でその単語の概念を調べたほうが早いということもあり、専門分野の英和はもう使っていません。しかし、一般的な英和は、私にはまだまだ必要です。

接頭辞(再を表す“re-”など)付きの単語は、辞書によってはあまり載せていないのですが、この辞書なら殆どカバーしています(載っていなかった、と言うのを経験したことがない)。この接頭辞、英語に慣れるまでは、自分が調べている単語が接頭辞付きなのかどうかがピンと来ず、初めのうちは結構厄介です。またこのリーダーズは、国名、地名、人名などの固有名詞もちゃんと載っているので、安心です。

よく考えると、そもそも単語の意味が分からないから辞書を引くのである。つまり、接頭辞付きの語か、固有名詞かなんて分からずに引く場合が殆どである。それなのに、このあたりを上手にカバーしていない辞書は役立たずといってもいい。そうなのだ、リーダーズが優れているというより、辞書は本来こうあるべきで、私が使ったその他の辞書が辞書というにはあまりにもお粗末なのだ(お粗末と私が思う辞書の名前は、あえてここでは羅列しません)。

リーダーズを使う度に、中学生の時に初めて買う学校指定の英和辞典が、このリーダーズだったらよかったのに、と思うばかりである。なお、辞書によっては発音記号の横にカタカナ読みを書いてあるものがありますが、お勧めできません。発音習得の邪魔以外の何者でもありません。(発音習得については、また回を改めて書こうと思います。)

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- 今日のフレーズ
There is no easy way to say this. (言うのは辛いのですが)
言いにくいこと、聞き手にとってショッキングなことを切り出すときの決まり文句です。デートで恋人がこのフレーズで話を始めたら、別れを覚悟してください。病院で医者がこのフレーズで話を始めたら、癌告知か余命宣告を覚悟して下さい。そういうフレーズです。

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