Fantastic Mr. Fox

日本では公開されていませんが、表題の映画を観る機会がありました。アメリカでは2009年に公開されています。 原作は同名の本で、映画化にあたり声優に Meryl Streep と George Clooney が起用されています。現時点では日本公開は決定していないと思いますが、公開される際は誰が声優に起用されるのかちょっと楽しみです。

数ある動物たちの中で、なぜ主役がキツネなのか、はじめはわかりませんでした。が、ストーリーの内容とともに映画後半になると主役自らのセリフで明らかになります。なるほど、この内容だったら主役はキツネ以外にはありえない、とその時腑に落ちました。キツネに対するイメージというのは、日本でもアメリカでも似たようなもののようです。

英語学習の観点からみると、あまり使えないかもしれません。理由の一つは、動物に対してしか使わない単語がちらほら出てくる(cub や flock など、対象が人ならあまり使わない単語)。さらには、the cuss が、いちいちセリフに入ってくる(これは、the fuck, the hell などの婉曲だと思う。子供も観る映画なので、汚いセリフを抑えているのかな)。そしてなにより、映画での登場キャラクターは全部動物なので、セリフを言う時の口に注目しても全く勉強にならない。

英語の理解のしやすさは、普通レベルだと思います。会話が多く早口なキャラクターが多いですが、難しい単語が少ないので聞き取れないことはないでしょう。

英語学習に使うには多少難がありそうな映画でしたが、清清しくて面白い映画でした。日本で興行しても人気出ると思います。それにしてもこの主役の父さんキツネ、いちいち言うこともやることもかっこよすぎる。


- 今日のフレーズ
Give us another toast. (スピーチもっかいやってよ)
toastとは、短い(祝いや祝杯の)スピーチのことです。似たような言い回しで、映画の中でも使われていました。

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